- 掲示物に時間がかかり勤務時間を逼迫している
掲示物を掲示するのに時間がかかっているのではないでしょうか。
私は教員として働きはじめたときに、放課後も教室に残り習字や図工の作品などの掲示をおこなっていました。
この掲示の時間をなるべく減らしたいと、今回の記事では掲示物を早く張り替えるためのアイテムを紹介します。
1.掲示物を張り替えるのに時間がかかる原因
掲示物を張り替えるために時間がかかるのは以下の原因が考えられます。
- 画鋲の抜き差しに時間がかかっている
- 掲示場所が固定されていない
- 掲示物のサイズがバラバラ
このような状況では掲示をするために貼る場所を考えるなど多くの工程がかかるため時間がかかります。
2.生産性を上げるアイテムや方法
①画鋲抜きを使う
画鋲抜きを使うことで作業効率を上げることができます。
校内掲示板などは画鋲を使って掲示していることが多く、まだまだ画鋲を使う作業は多く残っています。
この画鋲抜きを使うことで高いところにさしている画鋲もとることができ、さらには取った画鋲をペットボトル内に保管できるため作業効率が上がります。
②掲示ホルダーの活用
掲示ホルダーを年度はじめに設置しておくことで掲示の仕事を軽減させることができます。
掲示ホルダーに差し込むだけなので子どもでも簡単に掲示することが可能です。
子どもの人数分用意し背面掲示板などに設置しておくことで年度はじめのめあてや教科の作品の掲示を適宜変更するのも容易です。
こちらは学級の人数分用意することが多いので年度はじめに学級費なのでの購入をおすすめします。
③ジョイントクリップ
図工で制作したポスターなどを掲示するのに便利です。
いちいち画鋲を使って一つ一つの作品を掲示する必要がなくなるため掲示時間の削減につながります。
上の段の作品は固定させる必要がありますが、下に連ねて掲示する場合はジョイントクリップを活用しています。
またジョイントクリップ同士を連結させて使うこともできるため作品カードが下の作品を重なってしまう心配もありません。
私は個人持ちでジョイントクリップを100個購入しました。(もちろん学校の予算で買ってもらうのがベストです。)
④児童に手伝ってもらう
掲示物は子どもがいる時間帯に終わらせるようにします。
低学年の児童でも掲示物の張り替えのお手伝いは喜んでしてくれます。
中学年・高学年などは掲示係などの係をつくっても良いかもしれません。
しかし安全面に不安がある(高いところの掲示や画鋲を使う掲示など)場合は、教員で行うようにしましょう。
3.番外編
そもそも掲示をしないという方法もあります。
Padletなどのアプリを使ってクラウド上に掲示をするという方法もあります。
この方法はしたことがないので今後試してみたいと思います。
4.まとめ
今回は掲示物を早く楽に張り替えるためのアイテムや方法について紹介しました。
- 画鋲抜きを使う
- 掲示ホルダーの活用
- ジョイントクリップ
- 児童に手伝ってもらう
これらを活用すると間違いなく生産性が上がるのでぜひ試してみてくださいね。